エンジニアライブ東京に band.rb というバンドで出演してきた

去る11月25日(日)、東新宿で「エンジニアライブ東京」という音楽イベントがあり、自分もバンドの一員として出演させてもらった。出演者全員が “エンジニア” というコンテキストを持っているという、ありそうでなかった(?)ライブイベントだ。

随分前から企画していたのでまだまだ先のことだと思っていたけれど、気づいたら開催当日になっていた。

EngineerLiveTokyo

まったく初めての試みでしかもそこそこな規模のイベントだったこともあり、オーガナイザーをつとめた @yuzoiwasaki や中心的に企画を進めてくれた @5t111111 は心身ともに長いことさぞかし大変だったことだろうと思う(まして自分たちも演奏者としての準備があるのに!)。本当にお疲れ様。

イベントの発端やイベントにかける想いなどについてはオーガナイザーの yuzoiwasaki が公式サイトのブログや Twitter で語ってくれているのでそちらに譲るとして、ここではライブで実際に演奏を行ったドラマーとして、準備から当日までで感じたことなどをざっと書いておきたいと思う。

band.rb というバンドのこと

わたしは band.rb というバンドでドラムを担当した。もともとは、わたし自身が運営しているよちよち.rbというコミュニティで知り合った仲間たちだ。

  • Gt. & Vo. の 5t111111
  • Gt. の tetsutaro.endo
  • Ba. の yuki3738
  • Dr. の yucao24hours

このメンバーに加え、当日は5 曲のうち 4 曲で招待演奏者を各1名ずつお迎えしてパフォーマンスを行った。

今グループチャットをさかのぼってみたら、このイベント自体の開催を決めたのが今年 2018 年の 4月末〜5月頭ごろ、このバンドのメンバーを決めたのがちょうど今年のゴールデンウィークが終わった頃だった。そして、スタジオに入ってコンスタントにバンドリハをするようになったのが 7 月。 途中、仕事が多忙を極め休日もろくに休めなくなってしまったメンバーがいたり、病気が発症して手術をし、しばらく練習ができなかったメンバーがいたりと山あり谷ありだったが、それぞれの都合の中で練習時間を捻出してようやくこぎつけた当日。結果的にはライブパフォーマンスとしても上々の仕上がりになったのではないかなと思う。

演奏した曲たちのこと

band.rb で演奏した曲は全部 5t111111 による作詞作曲のオリジナル曲だった。セットリストは以下のとおり。

1. YAK Shaving
2. 秋日狂走 (feat. 派歩 on Rap)
3. A Song 4 Elise (feat. Chinatz on Tenor Saxophone)
4. Stargazer (feat. Machida on Guitar)
5. Maybe Soon (feat. Machida on Guitar)

とにかくわたしのドラマーとしての技術が足りなさすぎて、活動をはじめたばかりのころは 5t111111 の作る曲にふさわしい表現をまったくできず、メンバーに迷惑をかけてばかりだったのがすごく悔しかった。

8 ビートの曲なのに、BPM が速くて手が追いつかず 4 ビートで叩いていたら原曲の雰囲気がぶち壊しになったり、フレーズが難しすぎて手数の少ないスカスカなパターンでやらざるを得なくなったり、、、自分のスキルじゃ無理だからと、提案されてきた曲自体を諦めざるを得なかったなんてのもあったな。

そんな中でも理解しつつ一緒に最後まで走りとおしてくれたメンバーには本当に感謝している。


band.rb のステージ自体は、(直前に機材のプチトラブルがあったものの)展開を間違えるとかいったしょーもないミスもなく無事に最後までやり遂げたので本当にほっとした。ただ、「楽器のプレイヤー」としては課題がいくつも見つかったので、今回のイベントはあくまでも通過点に過ぎないと思っている。1

具体的には、

  • オープンリムショットするときにリムしか叩けなくてヘッドにスティックが当たっていないということが何度もあった(いわゆる「カツカツ言う」状態だった)。
  • 左右のスティックが途中でぶつかることがあった。2
  • 一番練習の数が少なかった曲は、相応なぶんだけフレーズを間違えた(オンタイムにはなっていたはずなので、聞いている側にはそこまで違和感はなかった…はず)。

などなど、他にもたくさん。(語りだすとマジでキリがないので、ドラムチョットワカル人は今度飲みに付き合ってください。)

ただ、こういう「だめだったところ」を探すのは、自分を責めるための材料にしたいというネガティブなモチベーションからくることではなくて、ここを直したらもっといい演奏ができるし高みに行けるという寧ろポジティブな気持ちによるものなので、いやな後味や落ち込み感はまったくない。アレですよ、Kent Beck の “Test-Driven Development By Example” でいうところの “TODO リストの項目を追加した” のと同じ感じ。

おわりに

イベントは終わったけれど、もう次にやりたいことは決まってて、それは今の自分の技術だと 100% 無理なことなんだけど、そこに向かって自分を鍛えていくための練習に取り組むのも、どう鍛えていくか考えるのもめちゃくちゃ楽しい。

こうして(再び)ドラムに夢中になれるキッカケを与えてくれたという意味でも、今回のエンジニアライブというイベントが開催されたことはわたしにとって大きな意味があるし、願わくばそれを見てくれた人たちも楽しんでくれていたらと思う。

今回のイベントに出演してくれた人、参加してくれた人、関わってくれたすべての人、そしてわたし自身の音楽人生がこの先も素晴らしいものになることを願って。

ありがとうございました。


  1. このイベントが重要でなかったという意味ではないです、念のため 

  2. 後日(というか今日)のドラムレッスンでセンセイにそれを伝えたら、「本番だから、腕の振りが練習より大きくなっていたのかも。単純にテンションが上がっていたからとか、周りの音に負けないようにとか理由はいろいろありそう」とアドバイスをもらった。なるほど、心当たりがある…。