よちよち.rb の新たなる冒険

しばらくの間、Ruby コミュニティとしての活動をほぼしてこなかったよちよち.rb なのですが、このたび、 @yuki3738 の呼びかけから、改めて活動を再開しようというはこびになりました。

再始動に際してメンバーみんなで話し合いを重ねたうえで形になったわたしたちの想いを、オーガナイザーのわたしのブログで代表して告知したいと思います。活動に興味を持ってくださる方、実際にミートアップ等に足を運んでみたいという方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

「よちよち」は「よちよち」なのか

初学者限定コミュニティであったよちよち.rb が今になって再開、ということについて不思議に思われる方も少なくないかと思います。その根底にある最大のギモンはこちらなのではないでしょうか。

よちよち.rb ことを当初から知っている方は既にご存知のとおり、わたしたちよちよち.rb は「初学者が初学者とともに進むコミュニティ」をモットーにしていました。そしてそれを体現するため、このコミュニティ活動に関わっていただける方を「プログラミングを学び始めてから 2 年以内の方」とする “参加資格” を設けていたのです。これは、あえて同じ目線の高さの人どうしで集まることで、まわりに遠慮せずのびのびと自分の言いたいこと・学びたいことを共有できるはずだと考えたためです。

この考えは多くの方に賛同いただき、集まった仲間と初学者どうしならではの試行錯誤をともにすることで、Ruby/Rails に関する知識だけでなく、単なるエンジニア仲間として以上の確かな信頼関係を得られたと思っています。

しかし、われわれが発足した 2013 年 10 月から、もう早いもので 5 年が経とうとしています。つまり当初集まっていたメンバーはみな、コミュニティ自身がかかげていた “資格” をとうに越えているのです。

とはいえ、このコミュニティに参加することで Ruby を知り、やがて Ruby で仕事をするまでになったというメンバーも少なくありません。(このコミュニティにいない方もそうだとは思いますが)初学者であった当時の苦労、つらさ、そしてそれらを乗り越えたときの喜びをはっきりと記憶しているわたしたちは、何年たってもそのような初心を忘れずにいたいと思っています。

「よちよち.rb」はこれからどうあるのか

方針は実に明快です。「これから来る、現在のよちよチスト(== 初学者)を受け入れられる場でありたい。わたしたちにとっての『よちよち.rb』がそうであったように」。

改めて言うまでもないとは思いますが念のため先に申し添えておくと、既存のほかのコミュニティが「初学者を受け入れられる場ではない」と言いたいわけでは断じてありません。わたしも数多くの地域 Ruby コミュニティに足を運んできましたが、どのコミュニティも誰しもをあたたかく迎え入れてくれる素敵な場所ばかりです。

わたしたちはただ、自分たちがこの目・この心・この体を通して得た経験をもとに、今まさに Ruby のことで困っている・Ruby をやっている仲間を探したい、といった想いを持った “よちよチスト” 同士の「居場所づくり」をしたいと思っています。「わたしたちにとっての『よちよち.rb』がそうであったように」。

具体的に何をするのか

プログラミングを開始して 2 年以内の方を対象とし、Rails チュートリアルの輪読を行います。 これはわたしたちが体験していちばん効果があった、というか単純に “楽しかった” 企画です。 当時それが結果的に楽しいものになったのは(集まったその人たちだからこそ誘発できたシナジーという意味も含めて)言うなれば偶然の賜物だったわけですが、今回はその状態を再現したいため、当初と同じように

  1. 初学者だけのグループ(4人1組程度)を複数作る
  2. 1時間ほどグループ内で輪読しつつ興味に応じて意見交換や調べものをする
  3. 時間がきたらグループごとにどんなことを話したか・調べたかを発表しあう
  4. 他のグループの話で気になることがあったら質問をしたり意見を言ったりする

というフローをとります。

ただし、ここからが今までとひと味違うところ。既存のよちよち.rb メンバー(つまり not よちよチスト)も、別グループを作って Rails チュートリアルを読みます。目的は「"よちよち.rb" のもとからある空気感を、新たに来た人へシェアするもとになるため」「新たなよちよチストのサポートをするため」「自分の新たな学びのため」です。

一回のミートアップの中で、よちよチストと既存のよちよち.rb メンバーが意見交換などをできる場をつくる予定でいます。こうすることで、「同じ目線の高さの人どうしみんなで転び、みんなで進む」ことができつつ「適度な粒度での手助けを求められる」状態ができる。一方的に誰かに教えてもらうという受動的な態度でなく、みずから知りたいこと・話したいことを見つけ広げていき、結果としてそれを楽しむことができるはずだと思い、このような形でやってみようという結論に至りました。

(わたしたち既存よちよち.rb メンバーとしても、よちよチストからの指摘・質問から得られるものがきっとあるはずだと思っています。その点からも、ともに歩めるスタイルはとても楽しみです。)

いつやるのか

この体制で初めてのミートアップは 5/14(月) に(株)永和システムマネジメントで開催する予定になっています。

実のところ、わたしたち既存よちよち.rb メンバーとしても初めての試みですので、実際にやってみたらどんなふうになるのかはまったくわかりません。ただ、自分たちがやれることをやって、みんなで楽しくできればいいな、できるはずだ、そんな気持ちでみんなこの日を楽しみに待っています。

イベント参加者募集ページは追ってお知らせしますので、最新の情報をお知りになりたい方は Doorkeeper のよちよち.rb コミュニティ のメンバーになるか、Twitter で #yochiyochirb をチェックしてみてください。(ここのブログでも併せてお知らせする予定です。)

コミュニティの名前はどうなるのか

これについては引き続き「よちよち.rb」でいきます。が、既存よちよち.rb メンバーのあつまりは何か別の呼称を設けておきたいという話になっています(何度も言いますが、まずは初学者が初学者どうしで集まっている状態を大切にしたいためです)。

さいごに

長くなりましたが読んでくださってありがとうございました。

きっとたのしいことが待っていると思います。引き続き、よろしくお願いします。